2024.09.11沿道探検隊
京都マラソン沿道探検隊(第6回 京都送り火の五山)
京都マラソン沿道探検隊(第6回 京都送り火の五山)
第6回は、京都送り火の五山をご紹介します。
京都マラソンでは、五山送り火を行うすべての山々を見ることができるのが魅力の一つです。
京都マラソンコースの約4.3キロ地点の罧原堤(ふしはらつつみ)で鳥居型、約13.3キロ地点の西大路通で左大文字、約18.4キロ地点の西賀茂橋で船形、約21.8キロ地点の北山通で妙法の妙、同じく約23.1キロ地点の北山通で妙法の法、約37.1キロ地点の東一条通などで大文字を見ることができます。
なお、江戸時代には「い」、「一」、「竹の先に鈴(雀という説も)」、「蛇」、「長刀」などもあったと言われています。
五山の送り火は、毎年8月16日の夜に行われる、お盆に迎えた先祖の霊をあの世に送るための京都の伝統的な民俗行事です。
大文字から、妙法、船形、左大文字、鳥居型と順番に火がつけられ、多くの方の想いや祈りを込めて送り火は行われます。
人々の想いや祈りがつまった山々。ランナーの皆様も心穏やかな気持ちで見ながら走ってほしいと思います。