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2024.11.06沿道探検隊

京都マラソン沿道探検隊(第14回 今宮神社)

第14回は、京都マラソンコースの約15.5キロ地点にある今宮神社をご紹介します。
北大路通りから今宮門前通りに入ってくると、まずは大きな鳥居があり、それを抜けると、どんつき(※京都弁で一番奥の意味)に荘厳な楼門が見えてきます。
例年、この楼門前は沿道盛り上げ隊の活動ポイントとなっており、沿道盛り上げ隊が太鼓の演奏やダンスなどでランナーを盛り上げてくれます。
この地には平安建都以前より疫神を祀る社があったといわれています。建都後、京都が都として栄える一方で、人々はうち続く疫病や災厄に悩まされていました。
これを鎮めるために人々は、御霊会(思いがけない死を迎えた者の霊によるたたりを防ぐための、鎮魂のための儀礼)を行い、悪疫鎮静を祈りました。この地でも御霊会が行われ、それが今宮祭の起源であり、今宮神社の創祀とされています。
今宮神社の中には、阿呆賢(あほかし)さんという有名な石があり、「重軽石(おもかるいし)」とも言われているのですが、まず軽く手の平で三度石を打ち、持ち上げると、重くなり、再度願い事を込めて三度手の平で撫でて持ち上げたときに軽くなれば願いが成就すると言われています。
また、「玉の輿」の起源となった桂昌院(お玉さんは八百屋の娘から徳川5代将軍綱吉の生母となりました。)のレリーフなど、多くの見どころがあります。
東門を出たころに向かい合う茶店の名物「あぶり餅」もお勧めですので、一度ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。

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